「自分を大切にする」ってどういうことだろう。
そう思ってこのページを開いたのならとても優しい人なのだと思います。
とてもとても優しいので、子供や旦那、職場の人、近所の人を無意識にでも自分より優先しているのだと思います。
その優しさは決して悪いものではありません。むしろ大切な長所でもあります。
けどそのために、 自分を大切にすることができなくなっている、あるいは方法が分からなくなってるのだと思います。
私も完ぺきではありません。自分を大切にするとはどういうことか、日々生活の中でどうすれば自分を大切にできるのか考えて実践したことをお伝えしたいと思います。
本記事では自分を大切にするために生活で意識するポイントをお伝えします。
自分を大切に生活できていない状態とは
自分を大切にできていない状態とはどういう状態でしょうか。
きっと周りの誰よりも忙しく過ごしてると思います。
忙しいから休憩できない。忙しいから自分のやりたいことができていない、またはやりたいことが分からなくなっている。
そのため笑顔が少なくなっている状態かもしれません。
そしてその状態も特に悪いと思ってなく無意識なのだと思います。
物事に対して「自分がどう感じているか」自分でも分からなくなっているのです。
仕事が忙しく残業続きのときはまさに私もこの状態でした。
周りの人よりも動き回り、休憩時間も人一倍短く、客観的に見たら辛い状況なのだろうけど辛いとも感じていない状況でした。
今思えば頑張りすぎているくらい頑張っていましたが、それでもどこか自分は頑張っても「まだまだ」「足りない」と思ってたと思います。
自分を大切にする生活のために意識するポイント
自分を大切にする生活するために意識するポイントは、一言で言うと「自分と向き合う時間を増やす」ことです。
普段の生活の中で少しだけ意識をしてみてください。
その方法は以下の5つです。
よく食べ、部屋をきれいに保つ
自分を大切にできていないと、自分に対して自分の世話ができない状態になってきます。
「今日はもう疲れたから夕飯抜きでいいや」、「髪がボサボサだけど時間ないしこのままでいよう」など、自分に対してどんどん手を抜いてしまいます。
今思うとあり得ないくらいなのですが、忙しく頑張っていた当時、私は本当に手を抜いてご飯も簡単に済ませ、メイクも手抜きになり関心も持たなくなっていました。
食事は体と心を作ります。部屋は自分の心を表します。
自分の周りを整えることを、時間がなくても、多少無理やりだったとしても一度行いましょう。
私は全く気力がないときは、テーブルを拭くなど一動作だけできることを意識して行っていました。
意識した行動は後で見返したとき、きちんと自分に返ってきます。
テーブルを拭く一動作をして朝出かけ、夜家についてきれいなテーブルを見て、嬉しくなり少しの自信を持ちました。
お花を飾ることもおすすめです。
口癖を変える
もしネガティブの口癖を言っていたのなら、ポジティブな口癖に変えましょう。
例えばうまくいかないできないことがあったとして、「私なんてどうせできないし」「やっぱり私じゃ無理だった」と口に出したり思っていたら、口癖を変えましょう。
最初はどんなに無理やりでも自己否定しそうになったら「大丈夫!大丈夫!!大丈夫!!!」口に出して言います。
厳しい言い方ですが、「私なんてどうせできないし」「やっぱり私じゃ無理だった」と思うことは思考停止状態になってしまいます。
「じゃあどうしたらいいか」という対策を考えるのを辞めてしまいます。
私も以前はよく陥っていたので注意しています。でも何度も「大丈夫!!」といっていると本当に大丈夫な気がしてきます。今では考えが浮かんだ瞬間切り替えができることが増えました。
思考を止めないことで、「次はこうしてみよう」、「そもそもの目標を変えてみよう」など建設的に考えることができます。
「自分はどう感じたか」を意識する
自分はどう感じたかを考える時間を取ります。
例えば誰かに責められたとしたら反射的に謝るのではなく、「本当に自分が原因なのか」「理不尽なことではないのか」と考えてみます。
(もちろん本当に自分が悪い時は素直に謝るのは大事です。)
私も争いごとが嫌なので、何かあればすぐ反射的に謝っていました。
謝りすぎて機械的に謝っていることも多く、良し悪しや感情を考えることができなくなっていました。
反射的に謝ってしまうのはすぐには直せなかったので、その時のことを振り返る時間を多くとるようにしました。状況や自分はどう感じたのかを振り返ります。
後から怒りもこみ上げることもありますが、これは正しい怒りとして受け入れていました。
振り返ることを繰り返していると、反射的に謝る前に正しい怒りが出てくるようになりました。理不尽なことはその場できちんと伝えられるようになったと思います。
また、自分がどのように感じたを日記やメモに書いておくことも取り入れてみてください。
振り返ってみたときに、自分は何に嬉しくなって、何に悲しくなったのかを把握できるようになってきます。
一人の時間を持つ
時間が許せば一人の時間を持つことを意識しましょう。
周りの目を意識して休憩をとるのが苦手に感じる方もいるかもしれませんが、意識して休憩の時間をとるのもいいですよ。
実は私は以前、一人でカフェに行くこともできませんでした。
周りが気になりすぎて、どう過ごすのが正解か分からず全く落ち着けませんでした。
携帯を見ればいいのか、飲み物を飲むことに集中すればいいのか、本をずっと読んでていいのか、周りを観察して挙動不審だったと思います。
今は過ごしたいように過ごすのが一番だと思えますが、当時は周りを気にしすぎて全く自分に集中できませんでした。
話が逸れましたが、要は周りの目を気にせず自分に集中する時間をとることが大切です。
瞑想もおすすめです。 瞑想は呼吸に集中して自分を感じることです。
もし時間がない時は、目を閉じて2、3回深呼吸するだけでも効果的です。
相手の思考を読みすぎない
自分を大切にできていないときは、相手の考え方に沿って選択している場合もあります。
恋人が言った言葉に影響されすぎている場合など、相手の考え=自分の考えになっていることがあります。
自分と相手の境界線があいまいになっているのかもしれません。
自分は自分、相手は相手、どれだけ親しくても、近しくても、愛していても相手は自分とは別の人です。
寂しく聞こえるかもしれませんが、親子・恋人・家族であっても、自分とは別の人です。自分とは別の考え方を持っていることを意識しましょう。
自分を大切にする生活を送るとどうなるか?
自分を大切して生活をすると嬉しい変化が出てきます。良いこと尽くしです。
実際に私が感じた変化を4つご紹介します。
ポジティブに考えられる
ポジティブに考えられるようになってきます。
うまくいかない出来事があったとしても「どうせ私なんて」自己否定することが少なくなり、必要以上に悩まなくなりました。
うまくいかなかった出来事に対して、「じゃあ次はこうしてみよう」、「相手が不機嫌だっただけかもしれない」など建設的に考えることができるようになってきます。
行動力が増す
行動力が増してきます。悩む時間が少なくなった分、建設的に対策を打てるようになってきます。
悩む時間が少なくなるということは、行動に当てられる時間が増えてくるのです。
また作業効率もアップします。
私も以前、悩む時間が少なくなってから行動力が増し、料理で普段1時間かかっていたところを約30分でできるようになりました。
自分は急いでいるつもりでしたが、意外と悩んでる時間が多かったと気づきました。
自分の本心が分かるようになる
自分の本心が分かるようになってきます。
例えば「仕事が忙しくて当たり前」と職場の人が思っていたら、その考えに共感して自分ももっと頑張らなきゃと思ってしまいます。
どれだけ辛くても「それが当たり前だから」と仕事を続けてしまっていました。
でも本心ではもっとゆとりのある環境が良いと思っていても、自分でその本心を気づかないふりをしてしまいます。
本心がわかるようになると、周りの価値観に左右されなくなります。
周りが誰かの影響ではなく、「自分はこう思ってる」、「自分がこうしたい」と一番に思うことができるようになりました。
昔は一人で行くと居心地が悪かったカフェも、堂々とリラックスしていけるようになりましたよ!
周りの人も大切にでき、自分も大切にできる
自分と他人の境界線が分かるようになります。
人は人、自分は自分といい意味で諦めがつくようになりました。
自分もストレスがなく、相手も自分に対してリラックスして接することができるようになります。
「卵が先か、鶏が先か」の話ではないですが、気分良くいたほうが行動力が上がり、笑顔も増えや相手に与える印象も変わります。
そんな気分の良い自分を見て、周りの人も一緒にいたいなーと自然に思ってくれるのだと思います。
まとめ:自分を大切にする生活を送ることは、望む未来に近づくこと
自分を大切にする生活を送るためには、まず「自分を大切にする」と決めることです。
決めて少しずつ生活の中に自分を大切にする習慣を取り入れていきましょう。
決めなくても毎日の生活はできてしまいます。そうなると変わらない日々が続きます。
「自分を大切にする!!!!」と意気込むくらい、しっかりと決めましょう。
望む未来に近づく現実的な理由
自分を大切にする生活を送っていると自分の本心が分かるようになります。
自分にとって大切なもの、大切な人がすぐにわかり、判断力が身につきます。
判断が早くなるとすぐに行動に移せて、行動する回数が増えます。
トライ&エラーを繰り返し行動した分、早く望む未来に近づくルートを見つけ、進むことができます。
自分を大切にしていくことは、自分自身の力で望む未来を手にすることにつながっていくのです。
少しづつ良い方向に進むことができた
私は自分を大切にする生活を意識して、少しづつ良い方向に進むことができました。
今もその途中ですが、振り返って思うことは自分に厳しすぎたのだと思います。
ほかの誰の物差しでもなく、自分が辛いと思えばそれは辛いことなのです。
反対に嬉しい・楽しい・居心地がいいと思うことはシンプルに良いと感じて良いのです。自分を大切にする生活を送れるようになり、そう気づくことができました。
自分を大切にする生活を送りたいと思っていたなら、下の5つを少しずつ取り入れてみてくださいね。
自分を大切にする生活を送り、望む未来に近づいていきましょう!!
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